ゴーイングメリー号に乗りました 

先日フェースブックでは書かせて頂きましたが、2012年4月16日付けでMUGENUPの取締役となりました。まだ役員名刺はありませんが、一岡さんはMUGENUPのCo-Founderの名刺を2012年3月の時点で作ってくれましたので、その写真を載せさせて頂いています。
役員就任の件、ご連絡が遅れてしまった方もおりまして、大変失礼致しましたが今まで以上にキャピタリストとして、投資先の役員として力を付けて行きたいと思っています。今回のことを契機に少しMUGENUPに関して振り返りたいと思います。
■MUGENUPとの出会い
社長の一岡さんとは半年前に開催したインキュベイトキャンプに参加頂いて以来現在のメイン事業を構想から作って来た仲となります。
現在も同社が運営しているミナオメというソーシャルギフトサービスからどのように会社を進歩させて行くかがマターとなっていた際にご縁がありました。
ミナオメを拡大を狙うのか、別事業を立てるのか、多くの考えを巡らしながら事業構想を描いて行きました。
この事業構想を描くというところでは一岡さん達とインキュベイトファンドのパートナーである本間が貢献したように思っていて、自分は特段バリューが無かったように思っています。しかし、事業構想を具体論に落として行く過程でプレ営業から、実際の営業、それから採用戦略の詰めや現在の新しい動きなどにおいては、僕も貢献出来るようになって来たように思っており、その間のコミュニケーションからMUGENUPの役員として関わることとなりました。
■MUGENUPのビジネスについて
MUGENUPではソーシャルゲームに特化したクリエイティブ作成の事業を行っています。
社内に実力あるアートディレクターや多数のイラストレーターを抱え「イラストの現場を科学する」というアプローチで、短納期、ハイクオリティなイラストを顧客企業に提供しています。
現在は仕事の大半はソーシャルゲームの会社様から頂いており、現在の顧客や新規に問い合わせを頂く企業様から良いお仕事をしたと思って頂き、さらにたくさんの仕事を受けていきたいところです。現在はソーシャルゲームにフォーカスしていますが、今後はソーシャルゲーム以外のデジタルコンテンツの全域に事業領域を拡大させて行きたいと思っています。デジタル化が進めば進むほどよりクリエイティブが求められてくるため、この分野のクリエティブの会社としてナンバーワンを目指したいと思っています。また現在の資産を活かしつつ新規の取り組みをたくさん仕込んで行く予定です。MUGENUPは日本のクリエイターが世界で勝負出来る「日本発世界」というキーワードで大いに挑戦していきたいと思っています。
■MUGENUPのメンバーについて
MUGENUPは何よりメンバーが良いです。
社長の一岡さんは学生時代に起業、その後三井住友銀行に入社し、その後すぐに独立してMUGENUPの社長をやっています。エンジニア出身であることもあってか、プロダクトを作って行くことに対してスピード感があり、また数歩先の話をたくさん考えている起業家です。
芝川さんは一岡さんの銀行時代の同期であり、僕や一岡さんが取って来た案件を着実にクロージングまでサポートしてくれます。彼がいなければ事業スピードが相当落ちてしまうのでは無いかと思っています。
脇さんはクリエイティブのトップとしての動きやフロントエンドのシステム周りを見ているエンジニアでもあります。彼も一岡さんと同じくマルチにこなせる点が素晴らしい才能だと思っています。
伊藤さんはCTOとして、開発をスピード感を持って関わっています。一騎当千のエンジニアといった感じです。そして飲み会では実は輝きます。
村越さんはアートディレクターとして、現在のクリエティブの現場を作ってくれていますし、人間的に安定感・信頼感を漂わせていてナイスな兄貴的存在です。
他にもハームコミットのメンバーや、最近入社した2名、協力頂いているイラストレーターの皆様の尽力の中でMUGENUPが回っているのを肌で感じながら僕も一緒に仕事をさせて頂いています。
■MUGENUPとの関わり方について
急に話が変わるようですが、僕はVC業界に馴染みが深いであろう「ハンズオン」という言葉が嫌いです。どこも実態に関係無く使っているからです。一方で流行らせて行きたい言葉があります。「Co-Founder」という言葉です。
昨年の夏、シリコンバレーで出張に行かせて頂いた際に、現地の多くのスタートアップを見て驚いたことがありました。それは向こうのスタートアップのカンファレンスなどで話を聞くと「Co-Founder」の名刺を持って、多くのメンバーが自社サービスをプレゼンすることでした。日本のスタートアップの業界の創業期では、社長もしくは役員くらいまでが自社サービスのプレゼンを積極的にしていますが、それ以外のメンバーで本当に前のめりに自社サービスのために動き回っている人は多く無いと思っています。こういったところで日本が遅れるを取るとたら、日本では役職や名刺によるところもあるように思っています。なので、僕は「Co-Founder」という言葉をもっともっと日本に定着させて名刺に書く人間たちが増える時代を作っていきたいと密かに思っていました。
こんな話を一岡さんにしたところ
一岡さんは『木下さんのMUGENUP Co-Founder って書いた名刺作りますね。「Co-Founder」だと思ってるんで』
といってすぐに用意してくれた。
結果的にその後にMUGENUPの役員になった訳だけれど、その前から一岡さんは僕の話した雑談の流れで思ったことを話しただけですが、それを拾ってくれたわけです。ただ、その後僕はMUGENUPへより一層強いコミットメントをしていると思う。一岡さんは人を巻き込むのが上手いとこんな体験からも感じている。
さて、タイトルを「ゴーイングメリー号に乗りました」としましたが、 MUGENUPはまだまだこれからです。
幾つかのグッドニュースは控えていますが、まだまだサウザンドサニー号では無いと思うし、財宝であるワンピースが何なのかも明確には固まっていない状況だと思う。
しかし、最高のチームとの思いは日に日に増しているし、大きくなっていく会社と心から信じている。これからも一層頑張って行きたいと思っています。一岡さん、MUGENUPのメンバーの皆様引き続きよろしくお願いします。





